hug

おはようございます。

「イーハトーヴのくすり箱」

管理人ネリです。

 

今日はバレンタインですね!

どきどき・わくわくしてますか?(笑)

そんな素敵な本日は

「愛」にちなんだ

科学のお話をひとつ。

 

人間が「幸せ」と感じる原理を

ご存知ですか?

そこに多大なる影響を与えているのが

「オキシトシン」と呼ばれる

ホルモン物質です。

 

最近、色んな分野で

注目されることも多いので

聞いた方もおられるかも。

 

いかにも優しそうな愛のホルモン

オキシトシン…だけど、これに、

裏のオソロシイ顔があることは

ご存知ですか?

 

老若男女問わず…そして特に

これからパパ・ママになる人に

是非とも知っておいてほしい

幸せホルモン・オキシトシンについて

今日はご紹介したいと思います。

 

よければ最後まで

お付き合いくださいね(*’ω’*)

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1.幸せホルモン「オキシトシン」とは?

オキシトシンは脳の中で分泌される

ホルモンの一種で、

視床下部で作られ

下垂体から分泌されます。

 

出産や育児の段階で

その分泌は増えて、

子宮を収縮する作用や

陣痛を促す作用、

母乳を出す作用に関わっています。

 

 

このように書くと

「女性特有のホルモン?」と

思われるかもしれませんが、

大丈夫!男性でも出ますよー。

 

ただ面白いのは

男性ホルモン「テストステロン」

「オキシトシン」

ちょうど対極の関係なんですね。

 

片方が強すぎると、

もう一方の働きを鎮めてしまいます。

 

あまり「競争!闘争!!」という

気持ちを持ち続けるのも

良し悪しかもしれません。

 

働きすぎると心がすさんでくるのは

このせいかもしれません。

 

 

優しさのホルモン・オキシトシン

その一番注目すべき働きが、

ストレスを和らげ

しあわせな気分をもたらすことです。

 

体の痛みが軽くなったり、

(「タッチケア」などはこれですね)

認知症の症状が止まったり…

そんな癒しの効果もあります。

 

木漏れ日

 

そのためオキシトシンは

「幸せホルモン」「愛情ホルモン」

という素敵な名前で

呼ばれることも多いです。

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2.オキシトシンはどうしたらたくさん出るの?

そんな心と身体に

良いことづくしのオキシトシン

 

どうやったらその分泌量を

増やすことが出来るのでしょう?

 

「愛情ホルモン」の名の通り、

オキシトシンを出す方法にも

「愛」がいっぱい…(*’ω’*)

 

オキシトシンを出す方法
  • スキンシップ
  • マッサージ
  • おしゃべり
  • 家族団らん
  • 性交渉
  • 視線をかわす
  • 人に親切にする
  • 感動する

などなど…

     

     

    「人との関わり」の中で

    分泌が増えるというところが

    ミソですね。

     

    人との関わりによって

    オキシトシンが分泌され、

    それによって更に

    他人との接触行動や信頼感が増える…

    という良い循環を作ることが

    出来るのが面白いです。

     

    個人的に一番オススメは

    HUG!(*^^*)

     

    hug

    Bill Kasman@Pixabay

     

    日本人にはまだ

    馴染みが薄いですが、

    特に小さいお子さんのいるご家庭で

    取り入れて欲しい習慣です。

     

    ちょっとそれは…と

    まだ少し気恥ずかしさがある人は、

    人に親切にすることから

    始めるのも良いかもしれません。

     

    情けは人のためならず!

     

    その行動ひとつで

    あなた自身が幸せホルモンの

    恩恵を受けることができます。

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    3.意外な副作用!?産後2年の離婚率の高さは「オキシトシン」が原因!

    さて、そんな素敵な

    「オキシトシン」。

     

    だけど実はその裏に

    恐ろしいお話が。。。

     

    全国母子世帯調査によると

    子どもが0~2才の離婚率が

    もっとも高いという

    データがあるんですね。

     

    「愛情ホルモン」が

    たくさん出ているハズの

    この時期になぜ!?

     

    実は、その犯人も

    オキシトシン!!

     

    オキシトシンの働きによって

    子どもを守ろうという気持ちが強くなり、

    育児に参加しない父親は敵!

    (ロックオン!!)

    と見なされるからなのです。

     

    駆逐してにゃる!

     

    なんということでしょう!!

    ガ-ン…( ̄□ ̄;)

     

    これは男性の皆さん、

    知っておく必要がある

    知識ですよ…ホンマに!!

     

    実際、子どもに一番

    手のかかる時期でもあるこの2年間、

    思い返せば私自身、旦那に対して

    かなりイライラしていました。

     

    かなり育児に協力的だった

    うちの旦那ですが、それでもです。

     

    いつも仕事で帰りが遅い旦那…。

    孤独感も重なって、

    「理解してもらえない」

    「ひとりぼっちだ…」

    と子どもを抱きながら

    無性に泣きたくなった夜が

    いっぱいありました。

     

     

    夫婦の両方が、これは

    「オキシトシンのせいなんだ」

    知識として知っているだけで、

    対応は大きく違うと思います。

     

    お母さんは攻撃傾向になる自身を

    必要以上に責めなくて良いし、

    お父さんは

    「そういう状態なんだ」と思うことで、

    攻撃されても真っ向から対立することを

    回避できると思います。

    まとめ

    幸せホルモン・「オキシトシン」

    それは人が人らしく生きていく上で

    とても大切なホルモンです。

     

    と同時に、普段の生活の中での

    心がけや行動で、

    自分の意思で増やすことが出来る

    ホルモンでもあります。

     

    これってステキなことだと

    思いませんか?

     

    だけど使い方を間違えると

    逆効果によるダメージが

    凄く大きいホルモンでもあります。

     

    オキシトシンが持つ効能・効果を

    きちんと理解・利用しつつ、

    自分を中心に

    どんどん幸せが広がっていくと

    良いですね(*^^*)

     

    本日も最後までお読みいただき

    ありがとうございました!