Namaste(ナマステ)~!!ピッタちゃんで~す!
相変わらず高いテンションだね~。。こんにちは、ヴァータです。
カパりんもいま~す♪ヨロシクね!
インドと言えばヨガにカレーにナマステの国!でも、今更ながら「ナマステ(Namaste)」って、どういう意味なんだろう?
確かに…。挨拶にも使われるし、「ありがとう」って意味でも使われる…便利な言葉だよね。
なんだか不思議なパワーを感じる言葉ね~。ダル〇ムみたい♡
…それはちょっと違うと思うよ、カパりん。。
今回はアーユルヴェーダを勉強する中で外せない基本の「き」。
「ナマステ」について調べてみようっか!
うん、いいね
ワタシも賛成!!
よーし、それじゃ、行ってみよう!!
もくじ
1.ナマステ(Namaste)の意味とは?
おはよう、こんにちは、こんばんは、
さようなら、はじめまして、
そして、ありがとう…
あらゆるあいさつに対応する
万能のヒンディー語
それがナマステ(Nanaste)。
もともとの言葉は
「マイン・アープ・コー・ナマス・カルター・ハイン」(私は、あなたに南無を行います)
そして、この一部「ナマス・カルター」を
梵語で言ったものが「ナマス・カーラ」。
ナマステはココから来ています。
舌かみそう~
「ナマス・カーラ」は「ナマステ」より丁寧なあいさつなんだって。
さてピンときた方もおられると思いますが
「あなたに南無を行います」の
「南無(ナマス)」とは、
「南無阿弥陀仏」や
「南無妙法蓮華経」の「南無」。
で、そもそも「南無」ってなんぞや?
「南無」というのは
腰を折って頭を下げること
=お辞儀をすること。
「ナマステ(Namaste)」と言って
合掌し相手に対してお辞儀をするのは、
相手の中にある神様に
礼拝する行為なんですね。
あいさつのたびに礼拝かぁ…ナマステって実はスゴい言葉だったんだね~!
2.ナマステ(Namaste)に見るヨガの真髄。統一された自我の先に見えるもの。
ナマステ(Namaste)で観る
相手の中の神さまって
一体なんなんでしょう?
そのヒントになるのが「ヨガ(YOGA)」です。
ヨガっていうと身体をぐにゃんぐにゃんと柔らかく動かして…
色んなポーズを取るアレ?
そのイメージが強いけれど
実はヨガ・ヨーガ(YOGA)の本来の意味は
「統一」「調和」「バランス」というもの。
毎日の忙しい生活の中で
ばらばらになってしまっている
「心」と「身体」と「意識」を繋いで、
本来の在るべき自分の姿を
取り戻すことを指します。
ヨガの古典書「ヨーガ・スートラ」は
こんな書き出しで始まっています。
atha yoga-anuśāsanam
では、「ヨーガ」について詳しく解説していこう
yogaś-citta-vr̥tti-nirodhaḥ
「ヨーガ」とは心の働きを鎮めることである
出典:ヨーガ・スートラ
心が止まる!?
そんなこと出来るのかな?
正直、難しいですけどね(;・∀・)
でも、ヨガのポーズ(アーサナ)に集中することで
色んな雑念が少しずつ取り払われて
頭を空っぽに近い状態になるのは事実。
波立つような心の動きが
凪のように静まった時
見えてくるもの…それが
本来、自分の内側にある「光」であり
「神さま」の正体。
普段はなかなか見えてこないよね…
本当は誰にも、光=神さまはいます。
生き生きと生命力にあふれた
この世界を創造していく力が。
色んな心の動きで見失っている
その存在を思い出させてくれるのが
「ナマステ(Namaste)」。
自分の中の神々しい存在に気付くことで
相手の中にも同じものを認識する…。
逆に相手の中の光を見ることで
自分の中にも美しい光の存在があったことを
思い出せる…。
「ヨーガ(YOGA)」の「統一」の先には
自分の心と体と意識の繋がりだけでなく
目の前の相手や、この世界に存在する
全てのものとの繋がりがあります。
そんな視点で世界を見ることが出来ると
この世は凄く楽しく、愛おしくなりそうですね。
3.ナマステ(Namaste)は感謝と神の愛に満ちたインドの万能聖句!
アーユルヴェーダの根幹に流れる思想
「サーンキヤ哲学」では、
世界は「プルシャ(純粋意識)」が
「観察」することで、
「プラクリティ」の「創造」が始まる…と
されています。
ちなみにプルシャは男性、プラクリティは女性なんだって
男の人の視線で女の子が動き出すって、なんだかちょっとエロティックね(*’ω’*)
「観察者」があっての「存在」。
この辺は現代の量子論などにも
通じるところがあって面白いです。
シュレーディンガーの猫は生きているか!?
元をたどれば同じ「光」から
私たち人間や、この世に存在する全てのものは
「観察されるもの」として、それぞれが
個性豊かに形作られているとされています。
私も神さま
あなたも神さま
みーんな神さま!!
これが唯一の神を信仰する
キリスト教やイスラム教との大きな違い。
そういう意味ではインドの思想は
日本人には親しみが強いのかも。
全てのものに神さまがいる…
いえ、全てが神さまの現れそのもの。
まあ、歴史から見てもね、
日本はインドの思想を元にした
仏教に馴染みの深い国。
またそれ以前には
全てのものに神さまがいる
「八百万の神」信仰のあった
国でもあります。
インドの八百万の神さま…
有名なところでは火の神さま・アグニ。
ヒーホ―!ボクの出番だー!!
ちなみに、ダル〇ムさんが操る炎はアグニの力らしいわよ♡
…ダ〇シムが好きだねぇ、カパりん。。
水には水の神さま、
土には土の神さま、
風には風の神さま…
象も牛もサルも亀も…
そして、わたしもあなたも
もちろん神さま。
サーンキヤ哲学に則った考えでは
根っこはおんなじ。
同じ故郷から出てきた
色んな表現方法を選択した神さまたち。
だから、ナマステ(Namaste)とは
この世界で出会えたあなたの
内側に宿る神さまに、
エネルギーの、ハートのレベルで
歓びと敬意を表す…
そんな素敵なあいさつなんですね。
たまにムカつくのもいるけどねー。。
あー、理不尽なヤツね。
そういう人は「現在この世界にて修行中!」って思うと良いわよ。自分の修行かもしれないしね。
まとめ
インドのあいさつ
ナマステ(Namaste)
そこには出会った相手と
魂のレベルで繋がりたい…という
愛に溢れた想いがあります。
「あなたを通して、神の力を見る」
そんな気持ちで今日は是非
会う人、会う人の「内側の神さま」に
そして自分自身の中にある「光」に
想いを馳せてください。
きっと今までと違う景色が
世界に広がっていくと思います。
今日も最後までお読み頂き
ありがとうございました。