あーゆー・れでぃ?Are You Ready?
ピッタちゃん

ナマステ~!ピッタちゃんでーす♪

ヴァータさん

今日もいい感じに燃えてるね…ヴァータです

カパりん

たまについていけないこともあるけどね(笑)カパりんでーす♪

ピッタちゃん

ボクたちは「アーユルヴェーダ」っていうインドに伝わる医学知識をもとに作られているんだよ

ヴァータさん

ドーシャ理論ってヤツね

カパりん

アーユルヴェーダってどちらかというと、気持ちいいインドエステってイメージだけど…。実はブッダさんもお世話になった歴史ある医療知識なんだよねー♪

ピッタちゃん

人生を楽しみたい全ての人に知ってほしい「アーユルヴェーダ」!今回は初心にかえって、このインドの伝承医学について調べてみよう!

ヴァータさん

いいね…果たしてどうなることやら(笑)

カパりん

楽しみー♪

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1.インド伝承医学・アーユルヴェーダ(Ayurveda)は神さまからもらった「生命の知識」!

「アーユルヴェーダが好きです」

こういうと大抵の人がイメージするのがコレ。

シロダーラ

 

頭にオイルを垂らしたり

全身をオイルでマッサージをしたり…

そんなインドエステのイメージが強い

アーユルヴェーダ。

 

だけど実はもともと、

人生を健やかに

そして有意義に過ごすために

インドに古くから伝わる

学問の一種なんです。

 

アーユルヴェーダの語源は

Ayus(生命)

Veda(知恵・知識・科学)

であり、直訳すると「生命に関する知識」

 

ピッタちゃん

大きく出たね~!!

 

うん、もう成り立ちからして驚きだから。

 

この膨大で幅広く奥深い知識は、

実験・経験・研究から体系化されたものではなく、

世の中に病気が現れ、多くの人々が困った時、

仙人(聖仙・リシ)が山に集まって相談(瞑想)し、

その中の一人が神さまからもらった知恵だと

言い伝えられています。

 

詳しくはこちらで!

 

実際、その知識量・内容量はケタ外れ!

そして現代科学が介入する中で

その内容の正しさが立証されることも

増えてきている数々のインドの知恵・ヴェーダ(Veda)。

 

医療に関わらず神さまへの祈りや

果ては音楽や建築に至るまで

古代インドのヴェーダ時代に著された

4つの文献(ヴェーダ)

その一つが「アタルヴァ・ヴェーダ」

 

さらにその中の生命や医学に関わるものを集めた

ウパ(副)ヴェーダアーユルヴェーダ(Ayurveda)

ピッタちゃん

…ようやくアーユルヴェーダにたどり着いたー!

ヴァータさん

…「副」の域を超えてるけどね。。

カパりん

ちなみにアタルヴァ・ヴェーダは呪文書!

病を癒したり商売繁盛・諸願成就への祈りがいっぱい!敵への呪いもね…うふふ♡

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2.アーユルヴェーダの歴史~それは中国三千年より古く、時代と共に新しく変容する知識

アーユルヴェーダの歴史は古く

5000年、あるいは3500年と言われています。

 

ヴァータさん

古すぎて誤差が大きすぎる…(笑)

カパりん

このアバウトさもアーユルヴェーダの魅力ね♡

 

古代インドで発祥したアーユルヴェーダは

インダス文明を起源とし、

ペルシア医学の影響も受けています。

 

 

その長い歴史の中で、中国医学や気功、

チベット医学など、多くの医学に

影響を与えたとされています。

 

そして現代医学に繋がる

ヒポクラテスギリシア医学にも…!

 

ヒポクラテスの名言
  • 生命を維持するに役立つものは、われわれを病にもする
  • 人は自然から遠ざかるほど病気に近づく
  • 汝の食事を薬とし、汝の薬は食事とせよ
  • 人(生き物)は身体の中に100人の名医を持っている

 

この辺り、まんまアーユルヴェーダやん!って思うのは

Ayurvederとしてのサガでしょうか‥(^^;)

 

さらに日本では7世紀の奈良時代、

シルクロードを通じて

仏教の経典と共に一部が届きました。

 

正倉院には3つの扉があるけれど、

実は右側の扉の蔵にはアーユルヴェーダの薬草が

たくさん入っているんです。

 

漢方

 

ピッタちゃん

「正倉院展」で出たこともある「種々薬帳」には、アーユルヴェーダで今も使われているスパイスがたくさん載っているんだって!

ヴァータさん

アーマラキーにコショウ、ヒハツ、ハリータキー…

カパりん

チャイに欠かせないシナモン(桂皮)も!

 

ちなみにWHO(世界保健機構)の定義の中で

アーユルヴェーダは「伝統医学」に含まれます。

 

ちなみに世界三大伝統医学とは

  • アーユルヴェーダ
  • 中学医学
  • ユナニ医学(アラブ・イスラム系医学)

 

ピッタちゃん

ユナニ医学も病気の原因を生活習慣や環境と考えて、自然治癒や病気の予防を大切にしているんだ!

ヴァータさん

エビデンス重視の現代医療と違って、生物としての「全体性」を大切にしているのが特徴だね

 

そう!

人を取り巻く「環境」にも心を配るのが

アーユルヴェーダの大きな特徴。

 

だから時代や場所が変わっても

根底に流れる「生命」を見つめることに

変わりはなく、

その知識は筋が通っていていつでも人を

正しい方向へ導いてくれるように感じます。

 

スマホの普及による情報化社会と

目の酷使を見据えたような記述があるのも

面白いところ…神さまの智慧は

何でもお見通しかもしれません。

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3.生命科学・アーユルヴェーダの特徴は「健康な人も癒す力」

管理人・ネリが初めて出会った

アーユルヴェーダ(Ayurveda)

それは漢方・生薬のテキストの中でした。

 

”アーユルヴェーダ”Ayur vedaは(中略)「日常を健康に過ごすための知恵」であると言える。

その基本は”身土不二”の言葉で言い表せているように、自然との調和である。

アーユルヴェーダでは不自然こそが病気の根源であると考えている。

また、病気を肉体的なものとしてのみ捉えるのではなく、精神的な面も重要視される。

すなわち、身体も心も正常であってこそ真に健康であると考える。

心の不健康とは、西洋医学でいういわゆる精神疾患ではなく、

例えば嫉妬や悪事の計画など、不健全な考えを持つことであり、

また過度の憂いや悲しみなど精神的ショックも含有する。

心がこうした状態になると、肉体も病気になると考える。

出典:漢方薬・生薬薬剤師講座テキスト1(第3版)

 

もともと「未病」に興味を持ち

漢方を学び始めたネリにとって、

さらにその先をいった

「健康な人の健康を守る」知識である

アーユルヴェーダ(Ayurveda)の存在は

どストライク!!

 

身体をはじめ、心や魂の健康のために、

薬の処方はもちろん、医者や患者の意識の在り方、

日々の過ごし方(ディナチャリア)などなど…

幅広く事細かにアドバイスされている

アーユルヴェーダの智慧…。

 

アーユルヴェーダを学んでいると

自分が「生かされていること」に

否応なく意識が向いて

大きな感謝が生まれてきます。

 

そして、自分の身体に対しても。

 

この命の乗り物である「身体」を

大切に扱うことによって、

この世界で自分が成すべきこと(ダルマ)を

きちんとやり遂げて天寿を全うする…

それがアーユルヴェーダの目的です。

 

 

カパりん

車のメンテナンスと一緒ね

ヴァータさん

目的地到着前に死んでしまっては、どうしようもないもんね

 

情報が激しく行き交う現代社会において

自分の命を正しく見つめ、

本来の生き方をしている人は

いったいどれくらいいるのでしょうか?

 

決して怠けているわけではなく、

むしろ「誰かのために」と頑張って

身体を壊している人を

医療の現場で働いていると数多く見ます。

 

「家族のために…」

「会社のために…」

睡眠不足、不規則な食事…体を痛めつけながら働く日々。

 

カパりん

人間って頑張ってしまう生き物だよね

ピッタちゃん

でも、その頑張りは本当に「幸せ」に繋がっているのかな?

 

「生き方」についても深く描かれている

アーユルヴェーダの智慧に触れると、

自分はどこに行こうとしているのか…

自分は何者なのか…ということを

否応なしに考えることが増えます。

 

自分の「想い」と「生き方」を

少しずつ少しずつ合わせていくのも

アーユルヴェーダの魅力のひとつです。

 

カパりん

そして「目的地」にたどり着くために、からだは大切にしてね♡

セラピスト・カパりん

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まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は「にゃーゆるヴェーダ(Nyayurveda)」

元となっているインドの伝統医学

アーユルヴェーダ(Ayurveda)について

ご紹介しました。

 

アーユルヴェーダ(Ayurveda)。

その歴史は中医学より古く、

現代の西洋医学にも大きな影響を与え、

時代の変化の中でも色褪せることなく

人々が「健やかに命を全うするため」の情報を

与え続けてくれています。

 

忙しい現代人にこそ知ってほしい

「生命の科学」

 

神さまから与えられたとも言われるその知恵は

私たちを本当にたどり着きたい「目的地」に

導いてくれる「光」だとネリは感じています。

 

ピッタちゃん

さあ、ボクたちと行こうよ!

ヴァータさん

山あり谷ありだけどね…

カパりん

ひとりじゃないよ♡

 

今日も最後までお読みいただき

ありがとうございました。