だるまーず
ピッタちゃん

ナマステ~!ピッタちゃんでーす!

ヴァータさん

ついにダルマ・シリーズも3回目にきたね…ヴァータです

カパりん

ここまで長かったわねー!カパりんでーす♡

ピッタちゃん

前の2回では「ダルマとは何ぞや?」と「ダルマってこんなに心と身体に良い!」って話をしたねー。

ヴァータさん

人間がこの世界に生まれて、成長していく中で、自然に発動するプログラムみたいな感じだったね。

カパりん

自分の使命を大切に生きる人は健康で長生きできるかも…っていう科学的なデータもあったのが驚きだったわー!

ピッタちゃん

今回はダルマ・シリーズの最終回!「自分のダルマ(使命)の見つけ方」についてご紹介するよ。

ヴァータさん

おぉー!

カパりん

でも、そんな大切なダルマ、簡単に見つけられるのかな?

ピッタちゃん

もちろん、すぐに見つかるものでもないし、そもそも正解なんてものがないのかもしれない…。

けれど、「自分が何者か…?」を探る時間を持つことは、きっと素敵な宝物になるはず!

もし、「これかも?」っていうのが出てきたら、ぜひその道への一歩を踏み出してみてねー!

 

だるまーず

 

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1.自分のダルマ(dharma・使命)を知る方法

①子どもの頃の自分に聞いてみる

「自分が思うように生きること」

今を生きる私たちにとって

それは簡単なことでもあり

とっても難しいことでもあります。

 

なぜなら…

情報量や選択肢が多すぎるから。

 

情報過多

Gerd Altmann@Pixabay

 

川の水が上流から下流に流れるように

最も自然な生き方として

ダルマと呼ばれる使命が

内側から溢れてくるのが人生後半。

 

でも、今は多すぎる情報によって

頭が正しさ損得勘定などで

いっぱいになってしまっています。

 

自分の内側にある

ピュアな本当の気持ちが

分からなくなっていたり、

勘違いしていることもしばしば。

 

命の源とも言える

純粋意識(プルシャ)との繋がりが

切れてしまっているんですね。

 

プルシャ様

ガーン…。。

 

 

そんな時、道しるべとなるのが

「小さい頃の自分」。

 

 

社会の裏側の仕組みも

人の言葉の裏側を読むことも知らず、

純粋に無邪気に生きているだけで

毎日が楽しかったあの頃…。

 

誰に言われるまでもなく

放っておいたらず~~~~~っと

ハマってやっていたことが

誰にもきっとあったはず。

 

チクセント・ミハイ氏はそれを

「フロー(Flow)」と呼びましたが、

そこに「ダルマ」のヒントが

隠れています。

 

ちなみにネリは、

祖母が和裁をやっていて

余った端切れをチクチク縫って

繋げていましたね…(遠い目)

 

ピッタちゃん

その延長線上に生まれたのが、ボクたちってワケか…

ヴァータさん

意外と色々つながっているもんだねー(;・∀・)

②憧れの人にヒントが…

あなたのなりたい人物が

あなたの使命を示す。

出典:バーバの教え‐すべてをつなぐ魂と宇宙の法則/ディーパック・チョプラ

 

アーユルヴェーダ界の大御所で

セレブ中のセレブのファンも多い

医学博士ディーパック・チョプラ氏。

 

その著書「バーバの教え」の中で

自分の使命を見つけるために

こんな素敵なワークを

ご紹介されています。

 

自分の使命(ダルマ)の見つけ方
  1. 実在の人物でも想像上の人物でも良いので、自分が憧れを持つ人(人以外でも可)を3人書き出す
  2. その3人それぞれに関して、自分が称賛する性質(勇気・超人的パワー・賢さなど)を3つずつ挙げていく
  3. 合計9つのその「性質」が表しているものが、深いところからやってきたあなたの「使命」

 

これはNLPや心理学の

モデリングという手法にも通じます。

 

自分が憧れる人、

望む成果を出している人になりきって

行動や考え方をまねすることで、

同じような結果を導く…というものです。

 

 

いくつになっても一歩先行く

「憧れの人」が心にいることは

とても幸せなことかもしれませんね。

③自分の強みを見つけるVIA

ウェル・ビーイングの観点からは

自分の強みを見つける

強み診断ツール「VIA-IS」もオススメ。

 

こちらはポジティブ心理学の

M・セリグマン博士と

C・ピーターソン博士が開発し、

世界190か国で利用されている

信頼されるツールの一つです。

 

性格テスト・性格評価:VIA調査/VIA Institute

それぞれの色

 

判定される強みは全24種類。

 

そのうちトップ5の強みが

「自分を特徴づける強み(Signature Strength)

とされており、

社会の中でその強みを活かして

活動することが一番効果的で

本人も充実して幸せだとされています。

 

ピッタちゃん

ボクの強みは「勇気」と「リーダーシップ」!

ヴァータさん

私は「好奇心」と「熱意」…「思慮深さ」は一番下だった。。

カパりん

私の強みは「愛」と「忍耐力」ね♡

 

今の自分の仕事で

自分の強みを4つ以上発揮している人は

前向きな仕事の経験を持ち、

自分の仕事を自分の人生の使命と

捉える人が多いとのこと。

 

仕事に対するポジティブで充実した

心理状態…すなわち

「エンゲージメント・engagement」

高い人生って、幸せそうですね(*’ω’*)

 

ピッタちゃん

この強みは時と場合…自分のおかれた環境で、結構変わってきたりするんだって。

ヴァータさん

伸ばそうと思ったら、伸ばしたい「強み」を伸ばすことができるんだ!

伸びしろがあるって思えると嬉しいね。

カパりん

自分の強みを生活や仕事で活かしている人ほど、人生に対する満足感が高く、仕事も充実しているっていうからステキ!

「自分の強みを知ること」「他者との多様性を受け入れること」は、これからの社会を生きるキーワードね♡

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2.番外編~専門家に診てもらう・蓮村誠医師のダルマチェック(ミコト診断)

ちなみに。

自分のダルマに関して

詳しく確実に知りたければ

プロの手を借りるのも一つの手。

 

それがアーユルヴェーダ第一人者の

蓮村誠先生(医学博士)が行う

「ダルマチェック外来」改め、

「ミコト診断」というもの。

 

今は、アーユルヴェーダより

更に日本人向きとなった

「コトハPVP」という治療を

行われている蓮村誠先生。

 

その中にある「ミコト診断」

自分のダルマや使命を

チェックしてもらうことができます。

 

コトハ今治PVPクリニック

 

カパりん

お値段が凄いんだけどね~(^^;)

ヴァータさん

でも、迷いなく・情け容赦なく、単刀直入に答えてもらえるよ。

自分自身が見失っている自分の本質に気付くことができるって、大きな価値を感じる人も多いみたい。

ピッタちゃん

山頂に自家用ジェットでダイレクトに到着する裏技だね~。

 

時間や金銭的に難しい…という人は

先生が出しておられる著書を

読んでみてはいかがでしょうか?

 

【<ありのまま>の自分を磨く~アーユルヴェーダ式!私だけの人生の見つけ方】

ありのままの自分を磨く

出典:Amazon

 

ダルマとは何か…という話に始まり、

実際に行われたワーク形式で

書かれており、実践的です。

 

ほかの人の回答を見ることで

リアルの場のような気付きや

発見もあります。

 

本の流れに沿って

静かに自分の内側を覗くことで

見えてくるものがあるかもしれません。

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3.自分のダルマ(dharma・使命)を知る効能とメリット

幸運なことにネリは以前

蓮村先生に自分の体質を

診てもらう機会を頂きました…が!

 

ホンマに、いろいろと、

当たりすぎててビックリでした。。

問診や脈診だけで、

こんなに分かるもの…!?(; ゚Д゚)

 

診断を受けて何より良かったことは

世間体や常識にとらわれず

「自分自身が一番納得して

成長できること」に、

力を注げるようになったことです。

 

「がんばれ!がんばれ!!」と

叱咤激励されても、

出来ないことって

あるじゃないですか。

 

そんな時、つい

自分を責めてしまったり、

もう少し頑張ったら

うまく行くかも…と我慢して続けたり。

 

そうこうしている間に

気付いたら心と身体が

ゴリゴリにすり減っていること…

そんな経験はありませんか?

 

疲れた…

 

それは決して努力不足や

怠慢ではありません。

 

出来ることは出来るし、

出来ないことは出来ない…。

 

それぞれの身体は

自分のダルマを果たしやすいように

一人一人違うように出来ています。

 

ネリの場合、ダルマではなく

体質を知るだけではあったものの、

自分が出来ないことを手放すことで

とても生きやすくなりました。

 

そして、自分の子どもや

他の人にに対しても同じように

考えられるようになりました。

 

出来ることは出来るし、

出来ないことは出来ない…。

 

そして、出来ることは

全力で取り組む義務がある。

 

「あきらめる」とは

「明らかに極める」とも言います。

 

その手助けをしてくれるが

「ダルマ(dharma)」

なのかもしれません。

 

ダルマ木蓮

 

ピッタちゃん

向き・不向きってやっぱりあるんだよね~。

ヴァータさん

情報が多い…ていうのも考えもの。

一個ずつ処理していくには人生は短すぎるしね。。

カパりん

今は「自分らしさを活かす」…というより「自分らしさを壊さず殺さずに」…という方が良いのかな?

個性を大切にしながら出来ることを見つけて、それを毎日コツコツとできると良いわね。

プルシャ様

それが実を結ぶかどうかは分からない。

それでも、そのプロセスそのものに価値があるのじゃ。

あなたのたましいは一生をかけて、その性質を表現することで、その使命を行うことを望んでいる。

未来への種のように植えこまれている。

出典:バーバの教え‐すべてをつなぐ魂と宇宙の法則/ディーパック・チョプラ

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4.自分だけのダルマを見つけ、進めるためにオススメの「瞑想」

ダルマは人それぞれ違います。

みんな違うダルマを持って生きています。

 

そして、それを見つけるのも、

実践するのも、自分自身です。

 

だるまーず

 

だけど人の心は移ろいやすく、

日々の生活の中で想いがブレて、

自分のダルマの元になる

「純粋な思い」を見失いがち…。

 

そんな時、自分の思いに立ち返る

手助けとなるのが「瞑想」です。

 

イメージ・ヨガ4

 

禅や瞑想(メディテーション)、

呼吸法…

さらにそこから宗教性を取り除いた

「マインドフルネス」

 

普段の雑多な思考から

脳を開放する手段は、

本来の自分と繋がることに有効です。

 

それと同時に、心身の健康や

日常のパフォーマンス改善においても

数々のメリットがあります。

 

その効果の一部は

前の記事でも書いた通り。

 

ちゃんとした瞑想は

ちょっとハードルが…という人は、

まずは自分の呼吸

意識を向けてみましょう。

 

ヨガやアーユルヴェーダの中には

色々な呼吸法がありますが、

形にこだわらなくとも

自分の呼吸の状態を

意識するだけで効果があります。

 

また「歩くこと」や

「食べること」という

日常動作に意識を向けるだけでも、

「マインドフル」な状態を

体験することができます。

(「歩行瞑想」「食事瞑想」など)

まとめ~自分の人生の「点」を集めてみよう

ダルマ(dharma)とは…

体質によってもっともその人らしく活動をし、自分の幸福と自分以外の人の成長のためになる、その人にとって自然な活動のこと

出典:<ありのまま>の自分を磨く:アーユルヴェーダ式!私だけの人生の見つけ方/蓮村誠

 

ある程度の年齢を重ねて

人生を振り返ってみると、

色んな点と点が繋がって

線になっていることに気付く…

そんなことはありませんか?

 

 

その時は使命や目的など関係なく

巻き込まれた環境の中で

夢中で必死にやっていたこと。

 

あるいは、軽い気持ちや、

誘われるままに始めたこと。

 

そんな点と点が結ばれて

思っていたのとは全然違う方向に

進んでいることってないですか?

 

 

私はインドや仏教にも造詣の深い

スティーブ・ジョブスの

スタンフォード大学での

このスピーチが大好きです。

 

将来をあらかじめ見据えて、点と点をつなぎあわせることなどできません。

できるのは、後からつなぎ合わせることだけです。

だから、我々はいまやっていることがいずれ人生のどこかでつながって実を結ぶだろうと信じるしかない。

運命、カルマ…、何にせよ我々は何かを信じないとやっていけないのです。

私はこのやり方で後悔したことはありません。

むしろ、今になって大きな差をもたらしてくれたと思います。

出典:日本経済新聞

 

「ダルマ(darma)」は、きっと

こういう風にして出来るものなのだと

思っています。

 

 

人との関わりの中で、

自分と自分以外との違いを見つけ、

その強みを活かし、誰かの役に立つ。

 

AIが台頭する、これからの時代…

「心の時代」と呼ばれる

希望と不安の入り混じった

カオスな未来。

 

そんな時間を生きる子どもたちにこそ

この「ダルマ」のような

「自分の命の使い方」の考え方や

価値観が必要だと感じています。

 

より良い未来を

自分で「選択」するために。

 

 

そしてそのためのヒントが

アーユルヴェーダには

いっぱいつまっています。

 

もっと自分の人生に対して前のめりに

エンゲージメント(engagement)する

方法を探り、伝えていきたい。

 

純粋かどうかは分からないけれど

そんな思いを胸に、

色々な方面や視点から情報を集めつつ

発信していきたいと考えています。

 

いつか、それが自分のダルマに

繋がることを信じながら…。

 

ダルマ桜2

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございました。