ギー

もっと素敵な明日のために

今日の私ができること。

 

おはようございます。

「イーハトーヴのくすり箱」

管理人のネリです。

 

今日はアーユルヴェーダにはかかせない

奇跡のバターオイル

ギー(Ghee)についてご紹介!

 

何千年も前の古典書から存在する

ギー(Ghee)は、

忙しい現代人こそ取りたい油

ナンバー1!

 

ダイエットにもアンチエイジングにも

かかせない完全無欠の油…ギー(Ghee)。

 

良ければ最後までお付き合いくださいませ。

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1.奇跡のバターオイル・ギー(Ghee)とは!?

ギー(Ghee)

インドを中心とした地域で

古くから食用に使われている

バターオイルです。

 

牛乳や水牛の乳、無塩バターなどを

コトコトと煮詰めて、

水分やたんぱく質といった

不純物を完全に取り除いた

純度の高いバターオイル、

…それがギー(Ghee)!!

 

独特の香ばしい香りが特徴で

炒め物やお菓子作り、

チャパティやナンに塗って食べるのが

本場インドでは一般的。

 

ちなみに日本人ならゴハンに乗せて

バターライスにするのもオススメ♪

 

少し塩味を足すと

もの凄く美味しくて

ちょっとした飯テロです。

AGEsに気を付けないと(;・∀・)

 

インドではヴェーダの儀式にも

用いられることも多いギーは、

神さまへの捧げものとしても大活躍。

 

「ギーには千の使い道あり」

アーユルヴェーダは言われています。

 

そのギー(Ghee)は仏教移ると、

醍醐(だいご)と名を変えます。

こちらも

「これを服まば、一切の病は除かれん」

と物凄い万能薬扱い!

 

ちなみに「醍醐味(だいごみ)」の語源は

この「醍醐」からきているんですよねー。

そんな小ネタもアーユルヴェーダの

醍醐味かも!?

 

「究極の美味」といわれる

醍醐ことギー(Ghee)

 

まさしく神様からの賜物と言える

味も効能もスゴいこのバターオイル、

人生100年時代にますます

注目されていきそうですねー。

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2.ちびくろサンボやカルピス…こんなところにもギー(Ghee)が!

あの人気のロングセラー絵本

「ちびくろサンボ」

出典:Amazon

 

この中で出てくる

トラがぐるぐる回って

バターになるシーン

 

このトラのバターが

実は「ギー(Ghee)」なんですよ。

 

もし手に取る機会があったら

良く見てみて下さい。

お父さんのジャンボが見つけて

大喜びで回収した壺に描かれた

「Gee」の文字…

そのギーで作った

パンケーキといったら、

「究極の美味」でしょうね~!!(´>ω<`)

 

意外と身近なところで

日本人も触れていた

奇跡のバターオイル・ギーGheeは、

実はあの「カルピス」とも

深ーいご縁が…。

 

カルピスとは

「カルシウム+サルピス」。

 

ギーこと醍醐であり

サンスクリット語で「良い味」を

意味する「サルピス」

「カルシウム」をくっつけて

作られた言葉なんだとか。

 

今から100年前の七夕の日、

事業家・三島海雲さんが名付け

この世に生まれ出た「カルピス」…

「この一杯に初恋の味がある」

当時としては刺激的な広告で

一大ムーブメントを起こした

レジェンド飲料!

 

甘酸っぱい初恋の味には

インドの知恵も隠れていました(*^^*)

3.ギー(Ghee)の効能効果①西洋医学的編…血管疾患リスク低下にダイエット、頭も良くなる!?

ギーはアメリカの雑誌TIME誌で、

なんと「最も健康的な食品50」

選ばれています!

 

その効能は現代科学でも実証済み!

消化のしやすさから

含まれるビタミンの豊富さ

不純物のなさなどから、

バターの代用品として

料理に使うことを推奨されています。

 

ギー(Ghee)に含まれる

素敵な成分としては…

 

1.中鎖脂肪酸

最近はMCTオイルとして

注目を浴びていますね。

(Medium Chain Triglcerides)

 

一般的な長鎖脂肪酸はリンパ→血管、

そして体内に貯蔵されてから

エネルギーとして使われるんですが、

その半分の長さの中鎖脂肪酸(MCT)は

消化・吸収・分解されやすいのが特徴で

すぐに肝臓に運ばれて

体にたまりにくいとされています。

 

2.ブチル酸(酪酸)

ブチル酸(酪酸)はその中鎖脂肪酸より

さらに短い短鎖脂肪酸の一種です。

脂肪の分解を促進し、

ダイエット効果も期待されています。

 

3.共役リノール酸

共役リノール酸は

脂肪をエネルギーに変える酵素を

活性化する効果を持っています。

 

これまた脂肪燃焼効果が高く

ダイエッターには嬉しいですねー。

 

4.オメガ3(ω3)脂肪酸

青魚などに含まれる

EPAやDHAを代表とする

オメガ3脂肪酸…。

コレステロールを下げ

心疾患や脳血管リスクを下げると

されているこの必須脂肪酸は、

欠乏によって学習能力や

視力の低下を起こすことが

報告されています。

 

ひと昔前に流行りましたね~。

「おさかな天国」!!

 

魚を食べると頭が良くなるけれど

油を摂っても頭が良くなるかも!?

 

魚とギーが

アナタの受験生活を

応援します!!

 

他にも脂溶性のビタミンが

豊富に入ったギー(Ghee)は

疾病予防からアンチエイジングまで

幅広い分野から注目を浴びています。

 

そういやネリの健診結果、

善玉コレステロールのHDLが

結構高いんですよね~。

 

これは、やっぱり日々摂っている

ギー(Ghee)の効果かなあ‥って

しみじみ思ったりもするのであります。

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4.ギー(Ghee)の効能効果②アーユルヴェーダ編…若返り効果は2500年前から実証済み!ヒステリーや非行も治す!?

ちなみにアーユルヴェーダでも

「知性・頭を良くする」とあるギー。

 

その効果はまさしく

万能薬の名にふさわしく

約2500年前の古典書では

グリタ(ghrtam)の名で

グリタ(ギー)はピッタとヴァータを鎮静し、

ラサ(血漿)、シュクラ(生殖組織)、

オージャス(生命エネルギー)に有益である。

また、冷却作用があり、皮膚を柔軟にし、

声と色つやを明瞭にする。

チャラカ・サンヒター第4章14

と、書かれています。

 

ギーが向いているのは

この体質の方々。

 

外傷や火傷にも良いとされ、

はねた油で火傷した直後に塗ったら

とても綺麗に治った…と語る

アーユルヴェーダ・

セラピストさんもいました。

 

その効能効果としては

  • 記憶力を良くする
  • 消化力を強くする
  • 強精剤
  • 目を強くする
  • 子どもが欲しい人
  • 過敏な人
  • やせている人
  • ヘルペス(口内炎)
  • 外傷、火傷、毒、疲労etc.etc…

 

…もう、なんでもありだなー(笑)

 

さらに古いギーは

狂気(ヒステリー)に効くとも、

不道徳な行いをする人に効くとも

言われています。

 

…ええ、子どもが反抗期に入ったら

食事にギーを多めに入れようと

今から考えていますよ。

 

「一服盛っちゃう!?」

 

若さをたもつものの中で

最も優れているとされる

最強オイル・ギー(Ghee)は

ピッタが上がりやすい

に摂りたい油でもあります。

 

野菜炒めとか美味しいですよー。

そこにトリカトゥを加えたりしてね♪

まとめ

ひと昔くらい前には凄く珍しい

バターオイルだったギー(Ghee)

 

最近の健康志向が追い風となって

至る所で見るようになってきましたねー。

 

その効能・効果は

古代インドの知恵である

アーユルヴェーダの中でも、

現代の西洋医学・科学的な

アプローチからも

これ以上ないくらい

高く高く評価されています。

 

コレステロール値を下げ

ダイエットやアンチエイジング、

果ては学習能力向上から

心の安定まで…

その恩恵は計り知れません。

 

まさしくオージャスの源!

とは言え、

そればかり…というのは

やっぱり違いますよね。

 

日々の食事のバランスを取るのが

まずは肝心。

 

「油の中にも凄く良いものがある」という

知識と事実を上手に取り入れ、

自らの命をより良い方向に

育んでいけると良いですね(*’ω’*)

 

加油!(がんばれ!!)

 

今日も最後までお読みいただき

ありがとうございました♪