運動・ストレッチ

もっと素敵な明日のために

今日の私ができること。

おはようございます。

「イーハトーヴのくすり箱」

管理人ネリです。

 

さて主に健康を扱う当サイトですが、

健康を維持するのに大切な要素って

何だと思いますか?

 

細かく追求すると色々ありますが

  • 栄養(食事)
  • 睡眠
  • 運動

の3つが大きな柱!!

 

今回はその中の「運動」にフォーカスして、

特にアーユルヴェーダから見た

お話をしていきたいと思います。

 

運動・ストレッチ

 

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運を動かす!その名も「運動」!!

昔、ある人から教えてもらった名言…。

 

「『運動』っていうのはね、『運』を『動』かすことなんだよ」

 

目からウロコの、この言葉。

言われてみれば凄く納得。

 

私自身の心がにっちもさっちも行かず

八方塞がりだった時、助けてくれたのは

薬ではなく運動でした。

 

運動は「身体を鍛える」という

イメージか強いですが、

実は心理的側面での効果がスゴイ!

 

人をがんじがらめにする意味の無い雑念‥

これを取り払ってくれるのが実は運動なんです。

ある種の瞑想ですね。

 

一つの動きに集中することで

余分なものが削げ落ちて、

本質が見えてくることがあります。

 

結果、成功への最短ルートが

見えてくることも…!

 

ある発明家さんは、

いつも泳いでいるときに

ひらめくんだとか。

 

かの進化論のチャールズ・ダーウィンも、

ポリーという白いフォックステリアと共に

毎日の散歩を大切にしていたことで

知られています。

 

無心に身体を動かし、

脳の中に余裕が生まれることで、

今までたどり着けなかった答えや

発想・ひらめきが生まれるのは、

ずっと昔からあったことなんですね。

 

脳・引き寄せ

 

ちなみにダーウィンのように

自然の中を歩くことで脳に生理学的変化を起こし、

クリエイティブな思考と繋がる方法を

オーストラリアの哲学者デイモン・ヤングは

「移動式瞑想」と呼びました。

 

「移動式瞑想」に限らず、

身体を動かし、心を研ぎ澄まして

自分と繋がる簡単な方法…それが運動です。

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もちろん身体にも効果的!良いことだらけの運動

とはいえ、やはり運動のメインは身体的効果!

体への刺激を与えることで骨および筋肉は

その機能を強くしていきます。

 

強靭さを目的とし、力を増大させる、

好ましい身体的ふるまいが運動

 

と、アーユルヴェーダの古典書

チャラカ・サンヒターにも書かれています。

 

そこでは運動がもたらすものとして

  • 身体の軽快さ
  • 仕事しやすさ(疲労しにくい)
  • 持久力
  • 苦痛に耐える力
  • ドーシャの緩和
  • 消化力・アグニの増加

などが挙げられています。

 

現代の医療や科学でも

様々な疾病予防、健康の増進、脳への効果、

そして上記の心への影響など、

運動を行うことがいかに素晴らしいか

データとして実証されています。

 

しかし5000年前にすでにこれだけの効果が

分かっていたというのがスゴい!

 

いかに運動が人間の身体にとって

大切で必要なことかということが

分かりますね~。

運動は健康寿命を伸ばす!自身の身体と長く楽しく付き合うために

ある一定の年齢を越えた頃からは

予防医学的観点からもぜひ積極的に運動を!

 

使わない金属が錆びてくるように、

使わない空間にホコリがたまるように、

使わない身体は

日々その価値を落としていきます。

 

最近は特に超高齢社会を迎え、

身体能力として人類がもともと

想定していた以上の期間

身体を酷使することに…。

 

シニアライフ・リハビリ

 

ロコモティブシンドローム

という言葉をご存じですか?

 

筋肉・骨・間接・軟骨・椎間板

といった運動器のどれか、

あるいは複数に障害が起こり、

「立つ」「歩く」ということが

難しくなることを言います。

 

進行すると介護リスクが高くなります。

超高齢化社会に向けて

この通称「ロコモ」を予防することが

近年強く唱えられるようになりました。

 

寿命以上に健康寿命を伸ばすこと

これからは大切なことなんです。

 

運動のポイントは

負荷は強くなくても良いので

毎日続けること!

 

一気に大掃除をするよりも、

毎日少しずつ掃除をするのと同じ感覚です。

 

見方を変えると、この心と体は

この世界を生きていくための魂の乗り物。

 

車が愛着をもって整備すれば

長く快適に乗れるように、

丁寧なメンテナンスを心がければ

身体もきちんと応えてくれます。

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アーユルヴェーダ的分類による体質ごとのオススメ運動

先にも書いたように5000年前の

アーユルヴェーダの古典書でも

運動の大切さは記載されています。

 

さらにアーユルヴェーダでは

ヴァータ・ピッタ・カパ

体質ごとに異なる運動が

勧められています。

 

 

※3つの体質についてはコチラ↓↓

 

《ヴァータ》

動きを現すヴァータ体質の人は

一般的に激しい運動を好む傾向があります。

 

だけど、これはヴァータを

更に乱す恐れがあるので

避けた方が良いでしょう。

 

おすすめは、ヨガ・太極拳・気功・散歩など。

安定したペースで出来る比較的緩やかなものです。

 

《ピッタ》

炎のイメージのピッタ体質の人は

まさしく「熱血!」というようや

勝ち負けがはっきり決まるような

競技を好む傾向があります。

 

しかし、これも

ピッタを乱すので注意が必要。

 

熱の質のピッタの人には

そのドーシャを下げる水泳がオススメ。

 

またヴァータの人と同じく、

ヨガ・太極拳・気功も

心身に安定と調和をもたらします。

 

《カパ》

カパが増えすぎると、身体が重くなり、

運動をあまりしたいと思わなくなります。

 

そんなカパ体質の人こそ

毎日の運動は必要です。

 

少し強度・負荷がかかる運動を

習慣として毎日続けることが

勧められています。

 

オススメはなんとレスリング!!(笑)

現実的には厳しいですが、

ちょっとハードなトレーニングを

是非是非取り入れてみて下さいね(*’ω’*)ノシ

まとめ~運動のポイント

アーユルヴェーダでは

心地よく身体を動かすのが運動

気持ちよく身体を動かすことが運動

と、されています。

 

一番大切なのは

自分が心地よい「快」を感じながら

やっているか…ということです。

 

そう、例えば…。

朝から遅刻しそうになって

駅まで猛ダッシュ!!

…というのは、残念ながら

運動には入りません‥!

 

 にゃんですとッ!!? 

ピッタ時間

 

また運動量にも目安があり

体力の半分くらいと、されています。

ちなみに「体力の半分くらい」とは

  • 口を開けて荒い呼吸をする
  • 口が渇く
  • 心臓がどきどきする
  • 額、脇、鼻、手足にじんわりと汗が出る

 

‥結構な運動量ですねー。

このサインが現れたらストップです!( ̄▽ ̄;)b

 

最後に、凄く良いなーと思った

ある先生の言葉から…。

 

『運動能力』とは上手くできるかどうかではなく、

毎日続けられるかどうかの力です。

朝の運動・ストレッチ

 

ご自身のペースで心と身体の喜ぶ運動を見つけ

ぜひ運動能力を鍛えて下さいね!

 

ちなみに私のオススメはテレビ(ラジオ)体操!!

1日たったの10分でも真剣に行うテレビ体操は

ほんとーーーっに結構キツい…。

 

良かったら朝の6:25、NHKで

「新しい朝」そして「新しい自分」に

毎日出会ってみて下さいね♪(*^^*)

 

本日も最後までお読み頂き

ありがとうございました。