ナマステ~!燃える闘魂・ピッタちゃんです
こんにちは。さまよえる吟遊詩人・ヴァータです
今日もアナタにラブ注入(。・ω・。)ノ♡カパりんでーす♪
今日はね~、アーユルヴェーダを学ぶなら知っておきたい3つの「あ」について話すよー!あーもう、楽しみっ!!
ピッタちゃんが大好きな「アレ」もあるしね…ウキウキがうるさいくらい伝わってくる…(笑)
私は3つめの「アレ」も大好き♡
よーし、それじゃあさっそく、行ってみようー!!!
もくじ
「アタート(Athāto)」..ここから始まるアーユルヴェーダ
「アタート(Athāto)…」
アーユルヴェーダの有名な古典書
「チャラカ・サンヒター(Caraka Samhitā)」は
この一文から始まります。
その意味は「…のあとで」。
なにの後でかと言うと
「人々が聖なる生命の知識を学びたいと欲したあとで」
(聖仙アートレーヤは長寿について述べ始めた。)
つまり、
「学ぶ者が、学ぶ準備が出来たあとで」
その知識は伝えられるということです。
つまり今、コレを読んでいるということは…
キミは選ばれた!(ドドーーーン!!)
…ってことかもしれないわね♪
もともとは師匠から弟子へ
口伝(それも落語家のような住込師弟関係)で
脈々と受け継がれてきたこの知識。
…いや口で伝える量と内容ではないと思うけどね
ある意味、今のように時間に追われていなかった時代だからできたことかも?
古代ギリシアで思想や哲学が発展したのも、労働がなかったから…とも言われるものね
そんな広くて深い
足を踏み入れたら大変なことになる
アーユルヴェーダの世界…。
(しみじみ…(笑))
本格的に学びたいというのであれば、
一人の「師」の元で
全身全霊&人生をかけて
じっくり取り組むことが
必要になってくると思いますが、
受け手の心と身体の準備が出来ていないと
すぐにキャパオーバーしてしまいます。
なので知識を受け取る側が
「受け取る必要性を心から感じたとき」、
その知識に付随する諸々のツールや出来事、
そして学びを与えてくれる
師匠(マスター・グル・メンター)との
出会いという形で、
アーユルヴェーダの知恵は自ずと
自らの中に開かれていく…とされています。
そこまでは、ちょっと..という人も大丈夫!
日常生活で簡単に行える
アーユルヴェーダの知恵は
簡単で効果抜群!
まずは、それを実践することから
始めてみませんか?
そして、それは
昔から言われてきたことでもあるのです。
たとえば
「腹八分目」や「地産地消」、
「身土不二」「病は気から」
実は、これも大切な
アーユルヴェーダの知恵です。
現在では形だけになっているものも多いですが
アーユルヴェーダを学ぶことで
その本当の意味が深く理解できます。
アグニ(Agni)..アーユルヴェーダはとにもかくにも消化力!!
先の「腹八分目」もそうですが
「食べ物との付き合い方」
これはアーユルヴェーダにとって
とても大切なことです。
その食事法が「アーハーラ(Āhāra)」
2020年日本アーユルヴェーダ大会の大きなテーマでもあるのね♪
アーユルヴェーダの中では
食べ物は「身体」はもちろん
「心」を作るものでもあります。
You are what you eat.
(あなたは、あなたが食べたもので出来ている)
という言葉がありますが、
まさしくその通りです。
そう考えると、
毎日、あなたが手にとって
口に運んでいるもの、
凄く愛しく貴重なものに思えてきませんか?
ジャンクなものを食べれば
ジャンクな心と身体が。
想いが込められた料理を食べれば
想いが込められた心と身体が。
インプットされたように
アウトプットされた心身が
日々、作られています。
だからこそ、毎日食べるものの選択はとても大切なんです。
家計のことを考えると
少しでも安い食材を、と思う
お母さんの気持ちも良く分かります(T-T)
でも、旦那さんや子供さんに、
「どういう人間でいてほしい」と
自身に問いかけた上で、
もう一度、選んだ食べるものを見てみて下さい。
そうは言っても、毎日のことだし…
やっぱり3食「無農薬・手作り」とか難しいよ~!
うん、そう通り。
あくまで理想論であって
現実を生きる私たちには
頭で分かっていても難しい…
では、どうするか!?
そこで大切になってくるのが
2つ目の「あ」である
アグニ(Agni/消化力)です。
きた――――っ!!
…もうこれは、ピッタちゃんのワンマンステージ。。
アグニ(Agni)は火の神さまの名前でもあるんだよね。
そう。アグニ(Agni)とは火のエネルギーで
「消化や変換」を司るもの。
アグニが順調であることで
食べ物はきちんと「消化」され
「変換」の力で組織や肉体、
そして心になります。
また生命を生き生きと輝かせるエネルギー
オージャスもこうして作られます。
逆にアグニがきちんと動いていないと
「アーマ(未消化物)」
と呼ばれるものが体内で出来てしまい
これが悪さをしたり病気の原因となります。
アーユルヴェーダでは
良いアグニ(消化力)を保つことで
アーマ(ama)を作らないことを
とても!とても!!とても!!!
大切にしています。
そのために食べ物の組み合わせや
食べるときに気を付けたり、
アグニが弱くならないように、
色々と細かな指導があります。
本当は消化に良い
「純粋性の高い食べ物」を
とるのが一番理想ですが、
ダメだったときも
アグニが順調であれば
すべて消化されます。
ファイヤーっ!!
すべてが消化され変換されれば
アーマは作られません。
消化力の強さは生命力の強さと言っても
過言ではないでしょう。
とにもかくにも消化力=アグニ(Agni)!
これが現代を生き抜くための
古代の知恵だと言っても
過言ではないでしょう。
1にアグニ、2にアグニ!
3,4がなくて…
5にアグニ~!!(*°∀°)/
にゃーゆるヴェーダ的
人生完全燃焼のためには
この合言葉を忘れてはいけません!
「Yes,we can!!」
まぁ、そこまでは無理でも。
少なくとも、
自分のお腹の言葉に
いつも耳を澄まし、
「食べ過ぎ」で
アグニの火を弱めることは
避けましょう。
暖炉も薪をくべすぎては
上手く燃えません。
適量がポイントだね!
※消化力・アグニ(Agni)については、コチラもチェック!
アーユルヴェーダの本質「アヌクローシャ(Anukrosha・慈愛)」
アーユルヴェーダの古典書
「チャラカ・サンヒター」では
この知識の始まりは神話となっています。
その昔、病気は存在しなかった。
「私のもの(パリグラハ・所有欲)」が
人々の中に生まれたときから、
「病気」なるものが現れた。
それを解決するために、
ヒマラヤの中腹…神聖な場所に
50人くらいの賢者(聖仙)が集い、
瞑想を行って解決策を考えた。
その結果、神さまが持つ知識を
一人の賢者が授かることになった。
その知識を教えてくれたのがインドラ神で、
選ばれた賢者がバラドヴァージャ(Bharadvāja)。
このインドラ神の和名は帝釈天。
そして、バラドヴァージャは
賓頭盧尊者(びんずるそんじゃ)と呼ばれ
実は東大寺大仏の横にこっそり
座っておられたりします。
こっそり~♡
で、ここで大切なのは
賢者たちはなぜヒマラヤに集まったか…ということ。
それは、人々を助けたいという
慈しみの心(アヌクローシャ・Anukrosha)のため。
何の得にもならないのに…放っておいても良かったのにね
アーユルヴェーダの知識の根本にいつも流れているのは、このアヌクローシャ(慈愛)なのね♡
だから5000年も受け継がれてきたんだよ、きっと
まとめ
アーユルヴェーダを語る上で
欠かせない3つの「あ」。
- アタート(Athāto)
- アグニ(Agni)
- アヌクローシャ(Anukrosha)
どれも凄く人間味を感じる内容だったね!
(…ネコだけどね)
今の西洋医学とは大きくテイストが違うわね~
長い歴史を経て受け継がれてきたものには
それだけの意味と理由があります。
例え時代が変わっても。
その意味を自分の生活の中で
見つけ出していきながら、
自分の命の声に耳をすまし生きていく…。
そういうのが素敵な生き方ではないかと
私は考えています。
その時、アーユルヴェーダの智慧・知識は
生活のなかで大きく役に立つのではないでしょうか?
「アタート…」
準備ができた感覚があれば
是非一歩、足を踏み入れてみて下さい。
戻れなくなること間違いなしです(笑)
本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました(*^^*)